日本医史学会では毎月、原則第4土曜日午後2時より例会を開催しております。
開催日時・場所・形式については下記をご覧ください。
演者は会員であることを原則としますが、聴講者に制限はありません。興味のある方は誰でも参加できます。
なお、会員・聴講希望の方には、メールでオンライン聴講について連絡しています。メールが届いていない場合にはお問い合わせください。
発表希望者は学会事務局に連絡して下さい。

日 付 演者 ・ 演題 備 考
2024年
1月25日(土)
「古代ギリシア・ローマ医学の転換点―疾病分類とその意義―」
  福島正幸(日本学術振興会(順天堂大学保健医療学部)協力研究員)
受賞論文は以下の4つを主な論点としている。①ヒッポクラテス集典における急性病と慢性病との区別、②ローマ期の医師たち(パリ写本無名作者やアレタイオスら)における急性病・慢性病の分類促進。③「疾患部位」という新概念の導入と疾病観の再構築、④疾病分類と「疾患部位」・熱病との関係。受賞論文は、以上の論点を通じて、古代ギリシア・ローマにおける急性病と慢性病の疾病分類の形成過程を検証し、医学思想の進化を明らかにした。本発表では、当該論文の内容を振り返りつつ、さらなる論点について追加報告する。
「ゲーテをめぐる医師達」
  伊藤泰広(トヨタ記念病院 脳神経内科)
二松学舎大学九段4号館 3F 4031教室でのハイブリッド
14:00より

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二松学舎大学九段4号館
3月22日(土)
「医史学とエゴ・ドキュメント論―光田健輔の自伝・田中文雄の自伝、その相互世界」
  平井雄一郎(渋沢研究会)
長島愛生園の園長・光田健輔と、彼のもとで長い時を過ごした(元)患者・田中文雄。両者が物語った世界をからませときほぐしながら、ハンセン病史のかえりみられてこなかった側面に光をあてる。
「軍医ミュルレルによって始まった日本の薬学」
  小清水敏昌(順天堂大学医学部医史学研究室)
日本の薬学の始まりは一人のドイツ人軍医による真摯な建白がきっかけであった。
二松学舎大学九段4号館 3F 4031教室でのハイブリッド
14:00より

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二松学舎大学九段4号館
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