目次
表紙絵解説
原著
明治種痘の研究―補完する種痘積善社と対立する種痘勧善社―
近代精神医療の導入の再検討―東京府癲狂院建設計画における 「操業」 の分析を中心に―
明治期皇子女と漢方医―なぜ漢方医が皇子女の主治医となり最終的に罷免に至ったか?―
研究ノート
合田強の 『西洋醫述 巻四』 に書かれた図の原典から明らかになった事:(1) 本草図篇
資料
『医学館要秘録』 下
関 寛斎 関連文書 (2)
文政3年配剤記
記事
例会記録
例会抄録
翻訳者フナインと 『医学問答集』:イスラーム医学の形成
「医は不仁の術」 再考―戦時と平和時,個別的倫理と集合的倫理―
江戸時代の経穴学にみる考証と折衷―小坂元祐と山崎宗運を事例に
スペインかぜ流行とわが国の衛生行政―内務省衛生局 『流行性感冒予防心得』 と大日本私立衛生会 『予防注意書』 の比較を中心に―
書 評
磯田道史 著 『感染症の日本史』
橋本 明 著 『「治療の場所」 の歴史―ベルギーの街ゲールと精神医療―』
坂井建雄 著 『医学全史―西洋から東洋・日本まで』
竹原万雄 著 『近代日本の感染症対策と地域社会』
書籍紹介
吉元昭治 著 『養生外史 不老長寿の思想とその周辺 中国篇』 / 『養生外史 不老長寿の思想とその周辺 日本篇』 / 『老荘とその周辺 古代中国医学の源流および道家・道教との関わり』 / 『不老長寿への旅 ニッポン神仙伝』
小石家文書研究会 編 『究理堂所蔵 京都小石家来簡集』
友部和弘 著 『刺絡の道―三輪東朔から工藤訓正―』
小山聡子 編 『前近代日本の病気治療と呪術』
小川徳雄・永坂鉄夫 著 『英語医学用語―その語源をたどる―』
歴史学研究会 編,中澤達哉・三枝暁子 監修 『コロナの時代の歴史学』
第121回日本医史学会のオンライン開催を終えて
第121回日本医史学会総会に参加して
投稿規定
編集後記
日本医史学会役員氏名・奥付
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