第66巻 第3号
通巻 第1579号

令和2年9月20日発行

目次

表紙絵解説

原著

245
廣田伝亮 (泌,子泉) の 「見聞録」 と1820年代初期の春林軒における医療
松木 明知

総説

267
Mythology in Kojiki: A Medical Perspective
Kosuke YASUKAWA

研究ノート

284
『六大新報』 年賀広告にみる東寺済世病院における従事医師の推移と病院の変遷
八木 高秀

ひ ろ ば

300
「時に癒し,しばしば和らめ,常に慰む」
~guérir quelquefois, soulager souvent, consoler toujours~
~to cure sometimes, to relieve often, to comfort always~
この格言の由来について
森岡 恭彦

資料

305
暴瀉病について その1―上原元伯 『暴瀉病ニ付』―
服部  瑛

308
『医学館要秘録』 上
町 泉寿郎

328
池田文書の研究 (64)(最終回)
池田文書研究会

記事

消息

338
〈国際学術シンポジウム〉 「人文学からみた身体・生命・韓医学―『東醫寶鑑』 と日韓両国の食治文化」 への参加
吉田 和裕

例会記録


例会抄録

339
江戸時代の医療とジェンダー~「女医師」 を中心に
鈴木 則子

341
在ドイツ森林太郎あて書簡にみる帝国大学医科大学事情 (その2)
岡田 靖雄

書 評

342
只見町教育委員会 著 『医家原田家書籍目録 (只見町文化財調査報告書 第21集)』
松村 紀明

344
西迫大祐 著 『感染症と法の社会史―病がつくる社会―』
渡部 幹夫

346
町泉寿郎 編 『講座 近代日本と漢学 第3巻 漢学と医学』
萱田 寛也

348
安藤昌益と千住宿の関係を調べる会 (佐藤元萇日記解読班) 編 『佐藤元萇日記』
町 泉寿郎

書籍紹介

351
小曽戸洋 ほか 編 『日本医家伝記事典―宇津木昆台 『日本医譜』―』
松村 紀明

351
安田登・久保寺司・水谷惟紗久 著 『歯科医療のシステムと経済―18世紀から21世紀まで―』
永島  剛

投稿規定
編集後記
日本医史学会役員氏名・奥付