第47巻 第2号
通巻 第1502号

平成13年6月20日発行

目次・表紙絵解説

原著

徐霊胎と吉益東洞―その学術思想における異同点およびその原因の研究
黄煌

清医胡兆新の来日記録と業績―長崎における1803~1805年の活動(2)
郭秀梅

モーゼス・マイモニデスの医学的著作概観
泉彪之助

『解体新書』のオランダ人翻訳者ディクテンについての研究
石田純郎

"Medicine and New Knowledge in Medieval Japan: Kajiwara Shozen(1266-1337) and the "Man'anpo"(2)"
"GOBLE, Andrew Edmund"

研究ノート

『医心方』房内篇についての考察
嚴善?

GHQ看護課の占領直後から約6ヶ月間の活動
城丸瑞恵

明治初期の陸軍軍医学校の卒業生
黒澤嘉幸

資料

癸亥 春林軒續薬方冊(1)
高橋均、坂田育弘、児玉重隆

吉益家門人録(2)
町泉寿郎

記事

例会記録

例会記録

例会抄録

医方巻石秘録にみられる洋式外用薬について
中西淳朗

吉益脩夫―断種法をめぐる人びと(その4)―
岡田靖雄

小川鼎三先生 生誕100年祭に
中井準之助

日本医史学会理事長としての小川鼎三先生
岡田靖雄

東大脳研時代の小川先生
萬年甫

解剖学と鯨学と医史学と
淺見一羊

書籍紹介

石渡隆司『医学哲学はなぜ必要なのか』
月澤美代子

小松良夫『結核―日本近代史の裏側』
兼松一郎

岡田靖雄『歴史から見た日本の精神科医療の問題点』
小池清廉

米本昌平、松原洋子、橳島次郎、市野川容孝『優生学と人間社会 生命科学の世紀はどこへ向かうのか』
瀧澤利行

文庫めぐり

文庫めぐり(12) 名古屋市蓬左文庫
山内一信

文庫めぐり(13) 鹿山文庫
深瀬泰旦
編集後記

日本医史学会役員氏名・奥付