第19巻 第3号
通巻 第1393号

昭和48年10月6日発行

第74回日本医史学会総会 

269
正骨範の書誌
蒲原宏

270
欧亜解剖資料展を観て
大矢全節

272
安楽死と合理的自殺について
小沢吉見

273
十九世紀における蝦夷地の疾病
山形敞一

274
来日宣教医HENRY FAULDSについて
長門谷洋治

276
九州における医学放射線技術者の先覚赤間与三次先生
今市正義

277
精得館医学生好本純蔵の長崎通信
中山沃

278
橋本宗吉訳未刊の医薬書二点について
中野操

279
高橋重賢の松前及び長崎の勤務について
谷沢尚一

280
屯田兵村における医療(第一報)
方波見康雄

281
薩摩の洋医学
森重孝

283
薬師経と薬師如来瑞応伝とについて
関根正雄

284
医学用語に関する研究 「糖尿病」の名称について-第一報-
三村悟郎 福満昭二

286
関寛斎の研究 第二報 長崎時代の人物像
福島義一

286
広島医学校の学生ノ-ト、明治十六年から
太田典礼

288
医療及び保健衛生面における検査技術者の歴史-衛生検査技師から臨床検査技師への史的推移-
谷島清郎

289
種子島住人の出島見聞録-殊にオランダ医官列狄と吉雄幸載を中心として
河内一郎

290
比較語学的方法による身体意識史検討の試み(三)
三輪卓爾

291
明治時代の女子歯科医師教育について
本間邦則

292
本邦における最初の帝王切開術について
石原力

293
麻酔の発展に関する考察
栗本宗治

295
梅毒の起源についての一考察
吉井善作

296
蘭医学書の原著者としてのフランス医学者
古川明

297
ヨーロッパ及びバタビヤからの購入図書から見たシーボルト
矢部一郎

299
明治期学校衛生史の研究(十)
杉浦守邦

301
江戸時代末期筑前国博多市小路に長崎より蘭学を導入していた医師の町(当時のメヂカルセンタ-)について
奥村武

302
開業医として四百年の私の家系-田中了斎とその医史学上の業績
田中敬三

307
Philipp F.B.von Siebold and Acupuncture
John Z.Bowers