目次
特別講演
西ドイツにおける医史学教育について
Medical History Instruction in West Germany
中国医史学の35年
会長講演
華佗の麻酔薬について
シンポジウム
「医の倫理」といわゆるBioethics ―医学史的考察
日本における「医の倫理」
「医の倫理」を考える
「医の倫理」ガイドラインの作成
一般口演
「文政2年村上玄水解臓記」について
クルムス著『解剖学表』1745の図について
日本におけるオランダ人による四肢切断術
ウトレヒト陸軍軍医学校の我国への影響
吉田松陰と医学
安藤昌益の精神医学
江戸時代、東北地方鉱山の煙毒(塵肺)
1858~1868年、箱館ロシア病院の医療活動をめぐって
吉益東洞の死生観と医の倫理について
竹田薬師院家について
『解体新書』の訳語「意識」をめぐって―東西医学における「意識」概念変遷の一側面―
薬業史研究―大和売薬とその消長
顎関節脱臼の疾病史
バラケルススにおける「自然の光」の概念
外科医による外科史―マルゲーニュの場合―
パレ全集の骨折篇・脱臼篇でみるキリスト教思想
『ファブリカ』における歯の形態学の記述について
扁鵲 其の一
Ruggero Oddiと同括約筋の今日的意義
金・元時代における社会と医家の地位
京阪古方と金元医学
中国医学と道教(Ⅴ 現在のシャーマニズムの見地から)
近世、因伯における堕胎、捨て子の悪習
梶原性全と中條流の膣坐薬、その独創性について
三匝堂の信仰とリクリエイション
『多聞院日記』に現われる皮膚疾患・化膿性疾患の検討
江戸時代随筆集にみる狂気 第1報
太田正雄の愛知医大教授就任について
芳名録(金沢医学専門学校)について
明治期日本医学校の女医養成について
医学校における栄養学教育の始まり(明治6年・大阪)
浅井図南『扁倉伝割解』をめぐって
『傷風約言』について
崔知悌『骨蒸病灸法』の伝承について―崔氏四花灸法の由来―
『素問』水熱穴論の研究
『医心方』に引く『諸病源候論』の条文検討―その取捨選択方針初探
『医心方』所引の『神農経』『神農食経』について
『医心方』の伝写について(Ⅴ)錦小路家と樫田家
『医心方』巻2・4の異本群について
ビスコース人絹製造業における二硫化炭素中毒の対策と人脈
主として日本統治時代の韓国における救癩事業と周防正季博士
太平洋戦争末期の陸軍衛生事情(第1報 栄養及び体力の状況について)
太平洋戦争末期の陸軍衛生事情(第2報 患者発生の状況について)
永井潜と性教育
藤野厳九郎記念館収蔵遺品について
森立之の維新後の著書について―『文章軌範講解』―
歩兵屯所の医師たち―『医学所御用留』から―
医師マンローの業績
ジェイムズ・ロビンソンと世界最初の麻酔科学の著書
雑報
第19回労働衛生史研究会プログラム
日本医史学会新潟支部第8回総会
The 86th General Meeting of the Japan Society of Medical HiStory
日本医史学会会則抄
投稿規定
日本医史学会役員氏名・編集後記・奥付