第18巻 第4号
通巻 第1390号

昭和47年12月30日発行

原著

237
出挙稲から眺めた奈良時代農民の死亡
日野英子

246
吾妻鏡を中心として見た鎌倉の医師
樋口誠太郎

258
畠山義綱と医道伝受(1)
宮本義己

270
藤林普山『水腫論』付北山正剛『外科要論』
宮下三郎

275
「植学独語」から見た宇田川榕菴
矢部一郎

282
ロイトルに関する新資料 岡山藩医学館オランダ人教師
石田純郎

286
「鷧斎遺稿」について(五)
大鳥蘭三郎

342
Uber die Buchstabierung in den ゛Ontleedkundigen Tafelen゛
H.SAKAI

資料

296
豊橋浅井家に伝わる資料 豊橋医学舎設立願
竹内孝一

305
堀内文書の研究(七)
片桐一男

記事

例会記録

313
杉山宗立について-シーボルトの門人-
谷沢尚一
古代日本人の体液観-言語学的一考察
三輪卓爾
吉益東洞と賀川玄悦-鎭帯産椅の禁をぐって-
大塚恭男
明治の漢方月刊誌「春雨雑誌」などについて
矢数道明
ヨーロッパの医学史跡めぐり-スライド供覧-
立川昭二
墮胎と産児調節の歴史
太田典礼
吾妻鏡を中心として見た鎌倉の医師
樋口誠太郎
日本医史学会関西支部秋季大会
第23回国際医史学会見聞記
蒲原宏
昭和46年刊行医史学関係論文目録(2)
若越医学史展出品目録

雑報

327
安芸津記念病院郷土史料室の紹介
坂田泰正

328
日本医学文化保存会財団法人として文部省より許さる

328
財団法人「日本医学文化保存会」設立趣意書